風量測定口とは
2022/06/03
今回は風量測定口についてお話します。
ダクトや送風機等を設置して動かして空気の流れが出来ていても「果たして想定していた量の空気を送れているのか?(換気量は充分か)」
という疑問を解消するにはどうすればよいか。
そこで使われるのが風量測定口、そして風量計(風速計)です。
左の画像が風量測定口、右の画像がアネモマスターという風速計です。
ダクトに小さく穴を開けてその上に風量測定口を取り付けて、蓋を外して風速計の棒を差し込んでダクト内部の風速を測る、という仕組みです。
そして風速が分かればあとはダクトの大きさ(断面積)と掛け算してどれくらいの風量がダクト内を流れるかを計算します。
たいていの場合設計段階で「1時間あたり」で換気量を計算しますので、風速計が「秒速」で表示される場合は1時間あたりに直して
基準を満たしているかを判断します。