グラスウールとロックウール
2022/10/08
今回は先日に書きました「グラスウール」と「ロックウール」の2種類の保温材(断熱材)について書いていきます。
保温材というのは前にも書いたようにダクト内外の温度差で結露が生じないようにダクトに巻いたりするものです。
ダクト以外にもいろんな場面で使いますので使ったことがある方も多いかもしれません。
その保温材ですが、グラスウールとロックウールで何が違うのかというと、ざっくりと言ってしまえば「コスト(値段)」と「防水性」にあります。
グラスウールはガラス、ロックウールは岩を素材に作られていますが、値段が安いのはグラスウールになります。
そしてグラスウールは水に弱く濡れてしまうとつぶれてしまい、空気の層がなくなり断熱効果がなくなってしまうことがあります。
さらにはカビが発生するリスクもあるので施工には注意が必要です。
ロックウールは水には強いけどコストがかかる、という感じですね。
どちらも原材料を繊維状にして空気の層を作って断熱する、という事に変わりはありませんがこういった違いがあります。
保温(断熱)以外にも消音(吸音)の効果があったりしますが今回は保温についての話なので割愛させていただきます。