VAV CAVとは?
2022/04/01
ダクト(空調設備)で使う機械の中にVAVやCAVというものがあります。
VAVはVariable Air Volume(可変風量制御装置)
CAVはConstant Air Volume(定風量制御装置)
という意味でダクト内部の風の量をコントロールする役割があります。
CAVは装置内部の羽根が自動で開閉することで、ダクトから室内に吹き出す風量を一定に調整する装置で、
VAVは室内の温度等に応じて、装置内部の羽が自動で開閉することで、ダクトから室内に供給する冷気・暖気などの風量を可変調整する装置です(wikipediaより引用)
説明文ではいまいちピンとこないと思いますが、
例えば大きなビルや施設で大きなエアコンなどから多くの部屋に風を送る際に
ある部屋で空調のスイッチを入れた途端に別の部屋の風量が減ったりしないように調整するものです。
同じように風量を調節するものにはダンパーがありますが、自動で調整するというのがVAVやCAVのダンパーとの違いです。